「『教え方』教えます」その32008年10月13日 05時27分45秒

今日も、昨日に続いて図書の紹介です。
「『教え方』教えます」 荒巻基文著 産業能率大学出版部 2008年7月26日初版 \1800
サブタイトル「ビジネスに活かせるコーチングを超えた具体的な指導法」

第2章 指導する人への具体的な関わり方
 人はみな得意不得意があり、作業のペースも異なる。教える立場に立つものは、遅れる人にも、早すぎる人にも対応できる段階的指示を心がけねばならない。
 「段階的指示」とは、時間に余裕がある人向けに与える発展的な仕事のことをいう。

 だれでも一方的な話を聞くのは辛いもの。(受講者が)聞いてくれないのは、聞きたくないのではなく、聞いてももらえるような話し方をしていないからだと心得よ。
 「説明するより質問せよ」「人は質問されると考えるものである」
 「人は会話中に居眠りしたりはしないものである。したがって、講義も会話にすれば聞いてもらえる」

 「質問の前に発問あり」(“発問”とは相手がそれを分かっているか知っているかを確かめる「確認質問」)
 発問の種類
 1.課題発問 好奇心を喚起、学習内容を確認する。
   「○○は、なぜ必要なのでしょうか?」
 2.揺さぶり発問 思考を広げる、内容をまとめる。
   「その答えだけで十分でしょうか?」「他の方法はありませんか?」「まとめて言うとどんなことですか?」
 3.評価発問 認識を診断、定着度を確認する。
   「○○という言葉にどんなイメージをお持ちですか?」「具体的は方法は?」「要件は何だったか?」

 「優れた聞き手の条件」(受講生が答えたときの講師の姿勢)(抜粋)
 1.口出ししないで最後まで聞く。
 2.反応までの時間を急がない。回答をあせらない。
 3.回答者の意図を汲み取るよう努力する。早計に解釈や評価をくださない。
 4.聞いているときは、よそ見をしたりせず、話し手に注意を集中する。
 5.大袈裟な反応をしない。茶化したりしない。

つづく
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html