日本人が不得意な3つのこと2008年03月24日 05時57分06秒

 先週末はオフでしたから、関係機関への手続き等の書類を完了させました。

 本当に春到来の季節感でした。 上に着るものが薄くなったり、1枚少なくなったりで随分と気持ちが違います。  今朝は、雨になっていますが、この雨が春らしくするための準備の活動のようです。 雨の次は春らしい暖かい空気を運んできます。 雨があるから春らしい穏やかな天気がうれしく感じるのかも知れません。

 研修では、受講者の動機付けが大切という話を以前に書いたことがあります。 そのために、世の中の状況を確認したり、驚いたり、激励したりのモチベーションを上げる話があるわけですが、“褒める”ことも忘れてはいけません。

 一般的に、日本人があまりできないことが次の三つです。  1.会話の中で話し相手の名前を言う。  2.ありがとうと言う。  3.褒める。

 “相手の名前”と“ありがとう”は世界で最も美しい言葉と言われています。 もっと、多くの機会で使わない手はないでしょう。  私は研修では、極力受講者の名前を呼ぶように心がけてきました。  研修を始めたころは、受講者の名前がわかるのが受講簿のみでした。  そこで、ネームテントを作成して、着席位置と名前がわかるようにしました。  ネームテントのおかげで、名前を呼んで質問や問いかけができます。

 “ありがとう”は、何かしてもらった時には、私も習慣的に発声できるようになってきました。    “褒める”は、外国人に比べると、圧倒的に日本では少ない習慣です。  最近では、子供を褒めて育てるようなことも言われていますが、研修の中でも、受講者の良い行動、良い発言について、もっと“褒める”ことを実践してもよいのではと思います。    何かを行動するには、意識していないと動きに結び付きません。  まさに、“名前で呼ぶ”“ありがとう”“褒める”は、日常の生活の中でももっと意識して使いたい言葉です。

コメント

_ 千葉 佑介 ― 2008年03月25日 18時37分42秒

FLM)千葉です。
ご在職中は大変お世話様でした。
ブログいつも楽しく読ませていただいております。

さて、本エントリですがおもしろい話ですね。
誰もが「名前を呼ばれたがっている(自己を認識されたがっている)」、「ありがとうと言われたがっている」、「褒められたがっている」にも関わらず、なかなかそれが出来ないというのは妙な話です。
と言いつつ、自分もできているかどうかと言われると自信がないですが・・・。
まずは自分自身が「名前を呼んで貰える」「ありがとうと言って貰える」「褒められる」営業目指して行動を起こしていきたいと思います。

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