「主体的に動く」(その1) ― 2010年05月04日 20時02分12秒
「主体的に動く」
図書の紹介。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
ロジャー・コナーズ トム・スミス クレイグ・ヒックマン著
監訳:伊藤守 訳:花塚恵
発行:株式会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
2009年9月10日第1刷 \1800
本の帯には、「『オズの魔法使い』をもとに説く、21世紀の経営の神髄!」とある。
原題は「THE OZ PRINCIPLE」(オズの原則)
どうすれば社員はもっと主体的に動けるのか?
変革とスピードの時代、勝敗を決めるのは社員一人ひとりのアカウンタビリティの育成だ!
従来の“アカウンタビリティ(accountability)”の日本語訳を“説明責任”と意識していたが、どうも違いがありそう。
似た言葉に、“レスポンシビリティ(responsibility)”があるがこれは“責任、責務”。
本の中で、「アカウンタビリティとは、主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けていくという意識」とある。
辞書は「説明(報告)義務、責任範囲、説明責任(成果を出し、説明する責任)」とある。
さらに、「responsibilityは注意や管理に重きがある」とも。
ちょっと前に、“指示待ち”という言葉が流行した。
社員自身が自ら考えて行動できなく、上司からの指示を待っている状況を言っていた。
このような状態を改善するのが“アカウンタビリティ・マネジメント”ということと理解した。
わかりやすく、“オズの魔法使い”のストーリーを参考しながら、マネジメントを解説している。
では、本の中から気に入ったフレーズを紹介する。
(世の中にいろいろな成功理論や実践モデルがあるけれど)どの理論もモデルも、肝心なことを言い忘れている。
成果は、その達成の責任を引き受けて、初めて生まれるものである。
成果をあげることを「自分の責任」として受け入れれば、業績は必ず向上する。
人は本来、責任を負いたいものだ。責任を負うことで、意欲と向上心が高まる。それが大きな力となって素晴らしい結果を生む。
「自分は悪くない」 自分を被害者だと思い込み、被害者ぶった態度に出る人がビジネスの世界には数多く存在する。個人の成果、組織の成果を飛躍的に向上させるには、<被害者意識の悪循環>を克服し、ここで述べる<アカウンタビリティのスッテップ>をのぼらねばならない。
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
図書の紹介。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
ロジャー・コナーズ トム・スミス クレイグ・ヒックマン著
監訳:伊藤守 訳:花塚恵
発行:株式会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
2009年9月10日第1刷 \1800
本の帯には、「『オズの魔法使い』をもとに説く、21世紀の経営の神髄!」とある。
原題は「THE OZ PRINCIPLE」(オズの原則)
どうすれば社員はもっと主体的に動けるのか?
変革とスピードの時代、勝敗を決めるのは社員一人ひとりのアカウンタビリティの育成だ!
従来の“アカウンタビリティ(accountability)”の日本語訳を“説明責任”と意識していたが、どうも違いがありそう。
似た言葉に、“レスポンシビリティ(responsibility)”があるがこれは“責任、責務”。
本の中で、「アカウンタビリティとは、主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けていくという意識」とある。
辞書は「説明(報告)義務、責任範囲、説明責任(成果を出し、説明する責任)」とある。
さらに、「responsibilityは注意や管理に重きがある」とも。
ちょっと前に、“指示待ち”という言葉が流行した。
社員自身が自ら考えて行動できなく、上司からの指示を待っている状況を言っていた。
このような状態を改善するのが“アカウンタビリティ・マネジメント”ということと理解した。
わかりやすく、“オズの魔法使い”のストーリーを参考しながら、マネジメントを解説している。
では、本の中から気に入ったフレーズを紹介する。
(世の中にいろいろな成功理論や実践モデルがあるけれど)どの理論もモデルも、肝心なことを言い忘れている。
成果は、その達成の責任を引き受けて、初めて生まれるものである。
成果をあげることを「自分の責任」として受け入れれば、業績は必ず向上する。
人は本来、責任を負いたいものだ。責任を負うことで、意欲と向上心が高まる。それが大きな力となって素晴らしい結果を生む。
「自分は悪くない」 自分を被害者だと思い込み、被害者ぶった態度に出る人がビジネスの世界には数多く存在する。個人の成果、組織の成果を飛躍的に向上させるには、<被害者意識の悪循環>を克服し、ここで述べる<アカウンタビリティのスッテップ>をのぼらねばならない。
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
「主体的に動く」(その2) ― 2010年05月05日 18時56分41秒
「主体的に動く」(その2)
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
まずは、「オズの魔法使い」のストーリー。
カンザスに暮らしていた少女“ドロシー”は、竜巻に襲われ、愛犬の“トト”と家ごと飛ばされてしまう。
知らない国に着き、善い魔女にカンザスへ帰る方法を教えてもらう。
それは、都のエメラルド・シティへ行って、大魔王使いのオズに頼むこと。
そこで、エメラルド・シティへ向かう。
途中で、脳みそが欲しい“かかし”、ハートが欲しい“ブリキの木こり”、勇気がほしい臆病な“ライオン”と出会い、みんなそれぞれが欲しいものをオズにもらおうと、旅の仲間に加わる。
エメラルド・シティでオズに願いを伝えると、悪い魔女を退治すれば願いをかなえてやろうと言われる。
苦難の末、魔女を倒し再びオズに会うと、オズの正体はただの老人だった。
しかし、ドロシーたちは自分の望みをかなえることができた。
「自分の望みをかなえられるのは自分だけ」
自分の望みをかなえられる力は自分の中にある、という気づきを手に入れるまでの旅を描いている。
気づくまでには、旅が必要だった。
無知から気づきへ、臆病から勇敢へ、停滞から活動へ、被害者意識からアカウンタビリティへと移動する物語のテーマに読者は感動する。
自分の人生で同じような旅をしてきたから。
「立ち止まってはいけない」
「自分の置かれている状況を他人のせいににしてはいけない」
「魔法使いが魔法をかけてくれるのを待っていてはいけない」
「自分の抱える問題がいつか消えると期待してはいけない」
この物語からの教訓は様々だが、その教訓をしばしば忘れてしまう。
事業の失敗は経営者のミスが原因であることが多いが、その事実を認めるCEOや経営陣は多くない。
資金不足、社員の能力不足、ライバル企業の妨害などの言い訳を並べる。
自ら犯した失敗の責任から逃れるのではなく、成功へ続く道に戻るには、結果に対する責任を自分のものとして受け入れるしかない。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
まずは、「オズの魔法使い」のストーリー。
カンザスに暮らしていた少女“ドロシー”は、竜巻に襲われ、愛犬の“トト”と家ごと飛ばされてしまう。
知らない国に着き、善い魔女にカンザスへ帰る方法を教えてもらう。
それは、都のエメラルド・シティへ行って、大魔王使いのオズに頼むこと。
そこで、エメラルド・シティへ向かう。
途中で、脳みそが欲しい“かかし”、ハートが欲しい“ブリキの木こり”、勇気がほしい臆病な“ライオン”と出会い、みんなそれぞれが欲しいものをオズにもらおうと、旅の仲間に加わる。
エメラルド・シティでオズに願いを伝えると、悪い魔女を退治すれば願いをかなえてやろうと言われる。
苦難の末、魔女を倒し再びオズに会うと、オズの正体はただの老人だった。
しかし、ドロシーたちは自分の望みをかなえることができた。
「自分の望みをかなえられるのは自分だけ」
自分の望みをかなえられる力は自分の中にある、という気づきを手に入れるまでの旅を描いている。
気づくまでには、旅が必要だった。
無知から気づきへ、臆病から勇敢へ、停滞から活動へ、被害者意識からアカウンタビリティへと移動する物語のテーマに読者は感動する。
自分の人生で同じような旅をしてきたから。
「立ち止まってはいけない」
「自分の置かれている状況を他人のせいににしてはいけない」
「魔法使いが魔法をかけてくれるのを待っていてはいけない」
「自分の抱える問題がいつか消えると期待してはいけない」
この物語からの教訓は様々だが、その教訓をしばしば忘れてしまう。
事業の失敗は経営者のミスが原因であることが多いが、その事実を認めるCEOや経営陣は多くない。
資金不足、社員の能力不足、ライバル企業の妨害などの言い訳を並べる。
自ら犯した失敗の責任から逃れるのではなく、成功へ続く道に戻るには、結果に対する責任を自分のものとして受け入れるしかない。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
「主体的に動く」(その3) ― 2010年05月06日 11時10分15秒
「主体的に動く」(その3)
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
リーダーたちは、魔法使いを求め続けている。
低コストで生産性向上、競争力アップで市場シェア拡大、新市場への参入、現状改善、イノベーションなど。
ドロシーたちのように、魔法使い探しの冒険の旅にでる。
だが、何も起こらない、すべては偽りだったと気づく。
組織の構造や特性、事業の規模や内容がどうであろうと、最新の戦略をいくら取り入れようと、事業をどれだけうまく立て直そうと関係ない。
望む結果を生むのは自分自身の責任だと、一人ひとりが自覚しない限り、組織の成功は長続きしない。
ドロシーたちが最後に気づいたように、自分の置かれていた状況を乗り越えて望む結果を手に入れるパワーや能力は、あなた自身にある。
いくら最新の経営理念やテクニックを取り入れても、人や組織の業績を向上させる基本原則をないがしろにしては意味がない。
被害者意識が企業を滅ぼす。
被害者ぶっていては、成長も発展も望めない。
一本のラインが成功と失敗を分ける。
ラインの下は、言い訳、他人に対する非難、混乱、あきらめの態度、様子を見る、自分の仕事ではない、無視する、否定する、責任の押し付け合い、言い逃れ。
ラインの上は、現実認識、当事者意識、コミットメント、問題解決、断固たる行動。
人も組織も、意識いていようと無意識であろうと、結果に対する責任を回避しようとすれば、必ず<ライン下>の考え方や行動になる。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
リーダーたちは、魔法使いを求め続けている。
低コストで生産性向上、競争力アップで市場シェア拡大、新市場への参入、現状改善、イノベーションなど。
ドロシーたちのように、魔法使い探しの冒険の旅にでる。
だが、何も起こらない、すべては偽りだったと気づく。
組織の構造や特性、事業の規模や内容がどうであろうと、最新の戦略をいくら取り入れようと、事業をどれだけうまく立て直そうと関係ない。
望む結果を生むのは自分自身の責任だと、一人ひとりが自覚しない限り、組織の成功は長続きしない。
ドロシーたちが最後に気づいたように、自分の置かれていた状況を乗り越えて望む結果を手に入れるパワーや能力は、あなた自身にある。
いくら最新の経営理念やテクニックを取り入れても、人や組織の業績を向上させる基本原則をないがしろにしては意味がない。
被害者意識が企業を滅ぼす。
被害者ぶっていては、成長も発展も望めない。
一本のラインが成功と失敗を分ける。
ラインの下は、言い訳、他人に対する非難、混乱、あきらめの態度、様子を見る、自分の仕事ではない、無視する、否定する、責任の押し付け合い、言い逃れ。
ラインの上は、現実認識、当事者意識、コミットメント、問題解決、断固たる行動。
人も組織も、意識いていようと無意識であろうと、結果に対する責任を回避しようとすれば、必ず<ライン下>の考え方や行動になる。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
「主体的に動く」(その4) ― 2010年05月08日 23時13分09秒
「主体的に動く」(その4)
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
すべては自分次第だと、誰もが本当はわかっている。
いくら無視しようとしても、振り払おうとしても、結果の鍵を握るのは自分。
心の底では、自分が間違えたりへまをしでかしたときに、他人のせいにしてはいけないということもわかっている。
どんな人生を送るか、どんな幸せを手に入れるかはすべて自分次第なのだと、誰もが本当はわかっている。
ビジネスにおける成功に関しては、ひとつのシンプルな原則がある。
ビジネスは、行き詰るか結果を出すかのどちらかである。それ以外、何もない。
継続的な改善、イノベーション、顧客満足度の向上、チームワーク、能力開発、コーポレートガバナンスの推進・・・。
興味深いことに、本質を突き詰めると、個人が現状を打破し、求める結果を得るまで何でもやる(もちろん倫理が許す範囲で)ことに帰結するのだ。
失敗を正当化しようとする言葉は、「自分にできること」ではなく「なぜうまくできなかったか」に焦点を合わせる。
自分の力ではどうにもならないことは、絶対にある。
必ずしも、努力や責任意識が欠けていたせいで結果が伴わないとは限らない。
だが、最悪な状況だからといって、無力感に打ちひしがれ、自分の不幸を他人のせいにしているだけでは前に進めない。
どんな状況であれ、自分の状況を受け入れて、より良い結果を導き出す責任を引き受けないと、何ひとつ始まらない。
ともかく、何としても<ライン上>に行かなければならない。
「組織の業績に対し、自分はどのような貢献ができるのだろう?」(ピーター・ドラカー『経営者の条件』
このドラッカーの命題を常に自分に問いかけるような、高いアカウンタビリティをはぐくむ企業文化を創る必要がある。
「規律の文化と起業家の精神を組み合わせれば、優れた結果をもたらす魔法の妙薬となる」(ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2』
規律の文化と起業家の精神を組み合わせた社内環境をつくるのは社員である。
本書では、「<ライン上>の行動を身につけて求める結果を得るために、自分には他に何ができるか?」。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
図書の紹介のつづき。「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」
すべては自分次第だと、誰もが本当はわかっている。
いくら無視しようとしても、振り払おうとしても、結果の鍵を握るのは自分。
心の底では、自分が間違えたりへまをしでかしたときに、他人のせいにしてはいけないということもわかっている。
どんな人生を送るか、どんな幸せを手に入れるかはすべて自分次第なのだと、誰もが本当はわかっている。
ビジネスにおける成功に関しては、ひとつのシンプルな原則がある。
ビジネスは、行き詰るか結果を出すかのどちらかである。それ以外、何もない。
継続的な改善、イノベーション、顧客満足度の向上、チームワーク、能力開発、コーポレートガバナンスの推進・・・。
興味深いことに、本質を突き詰めると、個人が現状を打破し、求める結果を得るまで何でもやる(もちろん倫理が許す範囲で)ことに帰結するのだ。
失敗を正当化しようとする言葉は、「自分にできること」ではなく「なぜうまくできなかったか」に焦点を合わせる。
自分の力ではどうにもならないことは、絶対にある。
必ずしも、努力や責任意識が欠けていたせいで結果が伴わないとは限らない。
だが、最悪な状況だからといって、無力感に打ちひしがれ、自分の不幸を他人のせいにしているだけでは前に進めない。
どんな状況であれ、自分の状況を受け入れて、より良い結果を導き出す責任を引き受けないと、何ひとつ始まらない。
ともかく、何としても<ライン上>に行かなければならない。
「組織の業績に対し、自分はどのような貢献ができるのだろう?」(ピーター・ドラカー『経営者の条件』
このドラッカーの命題を常に自分に問いかけるような、高いアカウンタビリティをはぐくむ企業文化を創る必要がある。
「規律の文化と起業家の精神を組み合わせれば、優れた結果をもたらす魔法の妙薬となる」(ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー2』
規律の文化と起業家の精神を組み合わせた社内環境をつくるのは社員である。
本書では、「<ライン上>の行動を身につけて求める結果を得るために、自分には他に何ができるか?」。
(つづく)
(株)ワイ・ティー・エムコンサルティング 土谷政則
YTMC http://www.ne.jp/asahi/ytmc/home/index.html
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